冨田農園の自然栽培のお米とお野菜の成長記録

研修を受け入れて頂いている冨田さんのお米とお野菜の記録を、写真と共に紹介します!

こちらはミニトマト。

ミニトマト(7月24日)

大玉トマトなども栽培してきた中で、種を継いでいくにつれてミニトマトが一番安定して採れたとのことで、今は毎年ミニトマトを育てています(自家用)。

すぐに食べない分は冷凍しておいて、さまざまな料理に使われています。

昼食に頂いたカレー
とある日の昼食

上の写真のカレーとスープにこのミニトマトが入っています。贅沢〜☺️甘みよりも、酸味や旨味などの味が強いのですが、とってもさっぱりしていて最高に美味しいスープでした😌

ミートソースにもミニトマトを使って

こちらのパスタはトマトソースのトマトが自家製、麺も実は冨田さんのうどん麺でほっんとうに毎回貴重なお食事を食べさせて頂いています!

次は里芋です。

里芋(7月24日)

こちらの里芋、畝間をよくみると…

里芋(7月24日)

畝間にエンバクを蒔いて、雑草対策をしています。

こちらのエンバク、枯れたら踏み倒すだけ!

さつまいもの栽培もこのように畝間にエンバクを蒔いています。

里芋の隣の落花生(7月24日)

里芋の隣には落花生がうわっています。

少量は販売されているみたいですが、洗浄・選別が大変なので大量には販売していないそうです。

続いては以前、途中過程まで少しブログに紹介しました、熊本在来種のかぼちゃである春日ぼうぶらです🎃

春日ぼうぶら(6月27日)
春日ぼうぶら(8月4日)

もともとここの畑は、長年耕作放棄地だったところを冨田さんが引き受けて、このぼうぶらの前に小麦を植えていたそうなのですが、小麦が草負けしてしまったのでぼうぶらを植えたという経緯があるくらい、草の勢いがすごい畑だったそう。

ぼうぶらと雑草、どちらが勝つか楽しみにされていました😆

6月に一度、除草しましたが、8月の時点では五分五分といったところです。

畦に侵入する春日ぼうぶら(9月5日)

9月になると、隣の大豆畑まで侵入してくるぼうぶらの勢いが優勢になってきました。

春日ぼうぶら(9月5日)

まだ熟していないですが、実もつきはじめました。

次の研修で収穫させてもらいましたが、雑草の勢いがすごいこと!

そしてそれに負けていないぼうぶらも本当にすごい!

草刈りを定植後に一度しただけで、ほぼ放任の栽培でしたが、いたるところに実がついています🎃

春日ぼうぶらの収穫(9月12日)

草をかき分けての収穫です。雑草も冨田さんの身長をゆうに超えています。

ここの畑は雑草の勢いもすごいが、土も肥えているよう

この背の高い雑草にもぼうぶらのつるが登って実もつけています。究極に天然の支柱です。

熟すとオレンジになる、春日ぼうぶらを収穫しました!

収穫適期の春日ぼうぶら(9月12日)
かぼちゃサラダでいただきます😋
試作品のぼうぶらのおやつ
余ったぼうぶらの煮物をスープにリアレンジした和風のスープ

この春日ぼうぶらはもともとはあまり美味しくなかったそうなのですが、種取りを続けるほど甘くなり、今ではこのぼうぶらを毎年買ってくださるお客さんもたくさんいらっしゃるようです。

ぼうぶらの収穫はまだまだ続きます。

春日ぼうぶら(9月19日)

雑草につるを張って、そこに実をつけています。

また、畑の奥側の畦が高いのですが、そこまでつるを伸ばして実をつけているのが、このぼうぶらの強さを物語っています😆

畦まで浸食するぼうぶら
ここの畦に5個実をつけてました!
こうやって収穫することもなかなかありませんよね😁

お次は、四角豆!あまり馴染みのないお野菜ですが、歯応えもよく何にでも使える万能な食材です。

ハウスのパイプを利用しての四角豆栽培(9月5日)

冨田さんは約15メートルほどのハウスのパイプを使って、四角豆を栽培されています。

花が淡い紫色でとっても綺麗🌸
花が咲いた後のつぼみから、小さい四角豆がでてきます
それがどんどん成長して、大きくなります
とっても綺麗な四角豆のできあがり!
四角豆の唐揚げ

四角豆と言えば、天ぷらですが、この日は唐揚げを頂きました。

天ぷらよりガツンと味がのっていて、おにぎりと最高に合います😋

四角豆のサラダ、シャキシャキしてて美味しい
中華そばのトッピングにも四角豆

冨田家ではお好み焼きのキャベツ代わりに四角豆を使ったりもするそうです。火を通してもシャキシャキ感が残るので、本当に使いやすい食材だと思います!

野菜は冨田さんご自身とご家族が食べたいもの、かつ栽培と販売がしやすいものとして、主にこの四角豆、さつまいも、春日ぼうぶらは自然食品店で販売されていてどれも本当に美味しいのですが、特に冨田農園の野菜で美味しかったのがこの人参です🥕

お孫さんが人参収穫のお手伝い、葉の切り落としですが手際がいいこと!
収穫、洗浄後の人参、販売用

こちらの人参の規格外のものを収穫後すぐに人参ジュースにしたものをいただきましたが、これが本当に美味しかったんです!

超新鮮な人参ジュース

エグみが全然なくて、生クリームのような濃厚さが感じられました😇

来年は自分で人参を栽培して、ジューサー買って、人参ジュースを好きなだけ飲もうと決めた日でした😌

以前は委託して規格外の人参を人参ジュースに加工し販売されたこともあるみたいですが、日持ちの配合・調整が難しいなどの理由から今はこういう機会でないと頂けない貴重な人参ジュースです🥕

最後は冨田農園の柱である、お米の成長記録をお見せします!

9月の研修時に面白いものを見せてあげると言われ、行った先がこちら、だんだん近づいてきて気づきます。

なにやら一面田んぼの一角が…
とっても綺麗な赤色です✨

こちらその色の通り、赤米です!

この赤色はなんと1週間ほどの短い期間しか見られないそうです!

とっても綺麗な赤米(9月5日)

この赤米、よく見ると穂(お米の粒)は緑ですが、のぎ(お米から出ている長い毛)が赤いんですねぇ

翌週行ってみると、まだまだ綺麗な赤色でしたが、1週間前よりは鮮やかさが減って深い色になっています。

まだまだ綺麗な赤色✨(9月12日)
赤米(9月12日)

その後に行った赤米はこんな感じに色もずいぶん抜けています↓

赤米(9月26日)

この時には穂が赤くなっていて、のぎの色が薄くなっているので、成熟するにつれ、のぎの色素が穂に移っているのでしょうか🌾

そしてこちらは…

赤米とは違った衝撃!
黒い田んぼです🌾(9月19日)
黒米だと思ったら…

こちら、黒米だと思ったら、緑米(餅米)とのことです!

この時期の緑米は、そよ風にゆらゆら揺れる様子がとてもいいとおっしゃっていましたが、この日は残念ながら無風😩それでも十分綺麗でした✨

この緑米で玄米餅を作って販売されていますが、それが絶品なんです!過去一美味しいお餅でした😋

頂いた玄米餅
こちらが本当の黒米(9月5日)

黒米は若干色はあるように見えますが、普通のうるち米と色は変わりませんね😃

穂は緑ですが、籾を剥くときちんと黒色のお米がでてきます。

9月26日の研修では、この黒米に混ざった”混ざり穂”と呼ばれるうるち米を、収穫時に黒米と混ざらないように取り除く作業をしました。

黒米に混ざる、うるち米

上の写真で、垂れてきている稲の中にピンと立っている稲が混ざっていますが、それがうるち米です。

冨田さんはこのような地味な手作業のお仕事も楽しんでいて、仕事というより稲と遊んでいるという感覚だとおっしゃっていました☺️

こちらの黒米・赤米・緑米は押し麦と半割りの黒千石を混ぜて雑穀米として販売されています!

雑穀米”幸せ家族”

雑穀米は通常、黒米・赤米・緑米・押し麦のミックスが多いのですが、冨田さんの雑穀米は半割りの黒千石が入っていることで緑味が増してより綺麗な色合いになっています。

緑の丸いものが半割りの黒千石(黒い皮が剥けたもの)

最後を締め括るのが、冨田農園独自のブランド米、「菊地の輝き」です。

菊地の輝き(9月19日)

こちらは、ヒノヒカリを栽培していく中で、ヒノヒカリの水田から飛び出て粒が大きい株(変わり穂)を取って増やしたお米になります。

一番最初にその株を取ったのは5年ほど前で、地道に増やして商品化できるようになったのは一昨年から。

紋枯病やいもち病に強く、背が高くて頑丈な育てやすい「菊地の輝き」ですが、味もあっさりとしていて漬物と一緒に食べるといくらでもいけちゃいます!

冨田さんのお米とお野菜は熊本県の自然食品店、渡辺商店(菊地市)、ルーツピュアリィ(熊本市)、ナチュラルスタイル、ビオ天粧(熊本市)などで手に入ります。もちろんネット通販でも購入できますので、大切に育てられたお米、お野菜を食べてみてください✨

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