晴れて認定新規就農者になりました!~認定までの流れ~

来年2024年3月の独立を控え、少し早いですが南阿蘇村から新規就農者としての認定をいただきました!

青年等就農計画認定書
農業者としての認定書!

認定新規就農者とは、簡単に…

農業経営を始めようとする青年(18歳以上45歳未満)で、5年間の農業経営の計画や目標を記した「青年等就農計画」を作成・提出し、審査を受け、計画に承認がおりると市町村から認定をもらえます。

その認定をもらうと、農業経営を開始してから5年間は認定新規就農者となります。

5年後の6年目からは認定農業者となるようです。

すでに農業をされている先輩方の中には、この認定を受けていない方もいらっしゃるので、認定がないと農業ができないということではないですが、認定があるメリットとして

・国や県の補助金が受けられる

・農地を借りやすい/農地が買える

・農業関係の融資が受けやすい

などが挙げられます。

私たちの認定までの流れとしては、

2月〜:徐々に「青年等就農計画」を作成し始める

4〜5月:埋めた計画書を提出しては、フィードバックをもらい修正を数回繰り返す

5月19日:最終版を提出

5月22日:審査会

この、「青年等就農計画」の内容は、

・栽培品目と5年間の作付け面積、収量予測

・農業経営の目標

・導入予定の農機具と金額

などの計画を書いていくのですが、一番手こずるのが

・収支計画😩

その収支計画ですが、こんな感じです↓

収支計画(記入例)
収支計画(記入例)

一般的な栽培方法での申請だと、熊本県の農業経営指標というものがあり、品目ごとの収入と農業経費が項目ごとに数値化されているものを参考にすることができます。

ただ、私たちは有機農法と自然栽培での営農である為、県の農業経営指標で参考にできるものは動力光熱費と作業用衣料費ぐらいで、収量・単価から経費の細かい項目は調べたり、先輩農家さんに聞いたりして予想される金額を埋めました。

一応、この「青年等就農計画」は計画や目標なので、申請を通す為に割り切って書くのもありだと聞いたこともありますが、今回私たちは何にどれくらいの経費がかかるか予想し、調べて記入したので、時間はかかりましたが独立後のイメージが具体的に見えてよかったと思っています。

5月22日の審査会は、農業関係や融資関係などから10名ほど出席され、提出した計画書に沿って私たちから要約説明と、出席者の方々からの質問で、1時間ほど行われました。

事前に収支計画の数字はよくつっこみが入ると聞いていましたが、そのようなこともなく、ボコボコにされると思っていた審査会は案外あっさり終わり(ありがたいことに出席者の方からアドバイスまでいただけた😌)、

6月6日に無事に青年等就農計画認定書をいただきました!!!

認定書に記載された就農日
認定書に記載された就農日令和6年3月22日✨

さらにその翌日には、村内で活躍される有機農家さん、椛島農園(https://kabashimafarm.com/)のご夫婦から結婚のお祝いにメッセージ付きの無農薬米まで頂き、来年の独立に向けて身の引き締まる思いが強まりました💪

お相撲さんのイラスト付き無農薬米
お相撲さんのイラスト付き無農薬米

農家認定もいただきましたし、独立まで夫婦でできる限り準備を進めて、いいスタートダッシュが切れるように気合入れていきます!

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